Ancient Thebes with its Necropolis – 古代都市テーベとその墓地遺跡
1979年登録。7つあるエジプトの世界遺産の1つ。
登録基準:1.3.4
2019年に訪問。
テーベとは古代エジプトの都市で、現在はルクソールという街になっている。
成田空港→カイロ空港→ルクソール空港へ。

ルクソール空港からは、バスでルクソール神殿とカルナック神殿へ向かう。
道中はかなり田舎な感じ。後に行くカイロと比べると、人の少なさも綺麗さも全然違う!

日本語ペラペラのエジプト人ガイドさんから、街と神殿についての丁寧な説明があったが…ほとんど全て忘れてしまった…。
朧な記憶だが、ルクソールはナイル川で2つに分けられている。
ナイル川の東側(右側)は太陽が昇る方なので、「生」をテーマにしている。なので、こちらには王様が住んでいた神殿(ルクソール神殿、カルナック神殿)がある。
逆にナイル川の西側(左側)は太陽が沈む方なので、「死」をテーマにしていて、王様のお墓(王家の谷、王妃の谷)があると。
世界遺産にはこのルクソール神殿、カルナック神殿、王家の谷、王妃の谷が含まれているらしい。
まずはルクソール神殿。

そして3キロほど離れたところにカルナック神殿。スフィンクスたちがお出迎え。

この辺りは写真を見てもどちらの神殿か思い出せない…のだが、本当に綺麗で素晴らしかった!

とにかく全ての規模がデカい!

オベリスク。よくこんなに綺麗に文字(ヒエログリフ?)が残ってるなぁ。

翌日は、王家の谷と王妃の谷へ。メインの場所まではトロッコみたいなやつで行く。歩いている人もいたが、かなり暑そうであった…。

Wikipediaによると、王家の谷には64のお墓があり、盗賊などによる、墓荒らしを避けるためにこのような谷にお墓を作ったらしい。
↓有名なハトシェプスト女王葬祭殿。

ここは1997年に約60人の観光客や警察官が亡くなったテロがあった場所(ルクソール事件)でもある。
エジプト人ガイドさんによると、事件があった当時は裏の岩山などに誰でも立入可能だったらしく、そこに潜んでいたテロリストたちがテロを起こしたそう。この事件で観光客が激減し、観光で食べているエジプト人たちにとっても大打撃だったそう。
現在は立入禁止区域が広いことと、どの観光地でも1グループに警察官が1人護衛で付いているので安全らしい。確かにテロ対策はかなりしっかりしていた。
さてさて、こちらは王家の谷にあるツタンカーメンの墓。

いろいろなお墓に入るが、もうどれが誰のお墓かほぼわからず。

保存状態が素晴らしくて感動したのが、「王妃の谷」にある「ネフェルタリ王妃の墓」。

入場料が高く(約1万円)、ツアーの中でもオプションで付けるタイプのものだったのだが…行って本当に良かった!

本当に綺麗な場所で、行って良かった!(繰り返し)

ということで、テーベ編は終わり。
- relic 遺物
- splendour 豪華
- sovereign 国王、統治者
- glorify 美化する
- exaltation 高揚
- incomparable 比類のない
- triumphal 勝利の
- boulevard 大通り
- preceded by 先行する
- granite 花崗岩
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- colonnade 列柱
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- aedicule 小建造物
- portico ポーチコ、柱廊式玄関
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- monolith 一枚岩
- dignitary 高官、高位の人
- divine 神聖な
- was sacred to 〜に捧げられた
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