【美術館・博物館巡り1】バイエラー財団美術館【スイス・バーゼル】

旅行記

スイスのバーゼルにあるバイエラー財団美術館へ行った記録。

スイスで1番来場者数が多い美術館らしいが、期待値が大きすぎたのか、少し消化不良な訪問だった。

アクセス

basel bad駅から、駅前のトラム乗り場の6番トラムに乗って15分ほど。

小生は朝フランクフルト空港に到着し、空港駅からバーゼルへ向かった。フランクフルト空港駅からバーゼルまでは直通のICEで3時間ほど。

ICEではbasel bad 駅と、basel sbb駅に停まる。sbbの方がメインの大きな駅なのだが、先に停まる方のbasel bad駅の方が、バイエラー財団美術館には近い。というわけでbasel bad駅で降りることに。

リーエンという街で、郊外ののどかな雰囲気が良い。

チケットは25CSF(約4,000円)

チケットは25スイスフランで日本円で約4,000円。

たっかっっっ…。

ちなみに25歳以下は無料とのこと。25歳以下の諸君、早めに行きたまえよ。

ロッカー

荷物は入口のロッカーに預ける。コイン式ではないのが良い。

写真撮影はOKなので、カメラを持って、いざ入場。

企画展

この美術館では様々な企画展をやっている。小生が訪れたこの時期は2つの企画展が開催されていた。

バスキア展

この時期はBasquita(バスキア)の展示。バスキアは27歳で亡くなったアメリカ人で、UNIQLOとコラボしていたり、ZOZOTOWNの前澤社長が所有していたり、とかなり有名な画家らしい。現代アートに特に疎い小生は恥ずかしながら全く知らなかった。

初見では、子供が描いたんか?という浅い印象。ただ絵自体が大きいので、迫力はある…というこれまた浅い印象。

バスキアの絵は大体7.8点ほど展示してあった。正直、あまりよくわからなかった。

ドリル・サルチェード展

アート素人の小生からすれば、バスキアよりさらにわからなかった現代アート。ドリス・サルチェード(サルセド)というコロンビアのアーティストらしい。

正直途中から、廃品回収にしか見えなくなってきた。こういうアートを理解できるようになれば、もっと楽しいのだろうなあ。

常設展

常設、企画のようにハッキリと分かれているわけではないのだが、奥に進んでいくと、おそらく常設のコレクションを見ることができる。

美術館側はピカソはゴッホなど250展以上の作品を所蔵と謳っていたのだが、有名な作品は何故かあまりなく、展示数もかなり少なかった。

モネ

モネの『睡蓮』。

ルソー

ルソーの『飢えたライオン』。

シャガール

シャガールの『黄色い部屋』

その他

その他には、美しい大きなタペストリーなどがあった。

ミロの作品や謎の白い部屋。

建物(建築)

建物はイタリアの建築家レンゾ・ピアノ氏によって建築されたらしい。

外の庭は緑豊かでとても綺麗。

ベンチのように見えて、これもアート作品だった。

ミュージアムショップ

入口付近にミュージアムショップがある。

品揃えはそこそこ良かったが、そもそも置いてあるグッズやポストカードの絵が展示されてないものばかりという…

そして、やはりどれも値段が高かった。

カフェ・レストラン

美術館の隣にあるカフェ、レストラン。

今回利用はしなかったが、評判が良く人気のようだった。

感想★★

正直かなり微妙だった…というのが素直な感想。

というより自分の期待値が大きすぎた。

良かったところ

建物がとても綺麗。外の庭もすごく綺麗で良かった。

庭が見える所にベンチと美術館の図録が置いてあるので、ゆっくり読むこともできる。

また、館内の絵はほとんどが撮影OKだった。

Wi-Fiも登録なく使える。スイスはWi-FiがSMS登録なしでは通じないところが多いので、これは便利だった。

微妙だったところ

チケットがかなり高い。(スイスは物価が高いので仕方がないのだが)

そしてチケットが高い割に、作品数が少ない。小さな絵を含めても、50点ほどしかなかった。これはたまたまこの時期がそうだったのか、いつもそうなのかは不明。

作品数もだが、こういう作品がある!と謳っている作品のかなりの数が展示されてなかったのが残念。

そして少し郊外にあるので、アクセスがあまり良くない。トラムに乗る必要があり、トラム代も高いし…(これは美術館は悪くないスイスが悪い)

しかし、25歳以下はチケット代が無料であるし、いわゆる「インスタ映え」もする美術館なので、訪れる価値はあると思う。

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