関ジャニ∞のファンはeighter(エイター)、嵐のファンはアラシック、BTSのファンはARMYといったファンの呼称があるようだ。(公式だったり、非公式だったり、ファンクラブの名前だったりと色々異なるそうだが。)
芸人でも、このようなファンネームは存在する。今日はそんなファンネームやラジオリスナーの呼称を調べてみた。
リトルトゥース(オードリー)
オードリーのファン(ニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』のリスナー)の呼称がリトルトゥースなのは有名な話だ。
由来は、レディーガガが自身のファンをリトルモンスターと呼んでいたことにあるらしい。
リトルトゥースを公言する芸能人は多く、男女や年齢を問わず人気があることがうかがえる。
仔牛ちゃん/子牛ちゃん(和牛)
和牛のファンの総称は仔牛(こうし)ちゃん。もしくは子牛ちゃん。
これも有名。子牛なのか、仔牛なのか正しくは不明。各々に委ねられているのだろうか。孔子やコウシはあまり見たことがない。
仔牛ちゃんの発祥は2016年あたり、当時放送されていたKBSラジオ『おもしろ牧場』内で水田さんが呼んでいたそう。水田さん本人もツイートしているので公式ファンネームと言えるだろう。
和牛のツアー、追加公演は転売なんて一切させへんからな!
— 和牛 水田信二 (@wagyunomizuta) June 14, 2017
転売屋達、覚悟しとけよ!
仔牛ちゃん達、期待しとけよ!
仔牛ちゃんは比較的おとなしく過激派も少ない印象だ。生息地が牧場のように、自らの牧場の中で外に出ることもなく、自分たちだけでのびのび楽しくやっている感じがする。しかしマナーにはうるさく、ポエマーが多い。
まなっこ(すゑひろがりず)
すゑひろがりずのファン(すゑひろがりずのYouTubeチャンネル『すゑひろがりず局番』の視聴者)はまなっこだそうだ。
まなっこの由来は、『すゑひろがりず局番』内。『流行病の乱(バイオハザード)』のゲーム実況で、ゾンビのことを目が白いので『白眼(しろまなこ)』と呼んでいるのだが、その対比で視聴者の呼び名を当初は『黒眼(くろまなこ)』にしていたようだ。しかし眼が黒くない人もいるので、まなっこになったという説がある。
まなっこちゃん達はSNS上でもたいてい独自の古風な話し方なので、一見とっつきづらい印象だ。しかし、仔牛ちゃん同様、性格は穏やか。独自の世界で生きているタイプが多い。
ジッター(EXIT)
今をときめく第7世代代表のチャラ男NEO芸人のEXIT。彼らのファンネームはジッター。
兼近(かねちー)が名付けたようだ。
Twitterなどで検索すると、ジッターは中高生から、ギャルから、主婦世代まで、幅広く生息していることがわかる。絵文字を多用したり、加工した写真をアップしているので、検索していると目がチカチカする。ジッターは明るいところに生息しているようだ。
仔牛ちゃん、まなっこ、ジッターたちは元々お笑いファンではない人も多い印象だ。この人たちをお笑いの世界へ引き込めた理由は、単に芸の面白さだけでなく、彼らの人柄もあるのだろう。
ニューヨーカー(ニューヨーク)
ニューヨークのファンはニューヨーカー。
今や当たり前のように使っているが、少しダサいネーミング。しかし、このダサさがニューヨークらしさが出ている。
上の仔牛ちゃんたちはその1組だけに愛を注いでいる人が多いのに対して、ニューヨーカーは比較的他の芸人のことも好きな人が多い印象だ。
ニューヨーカーは、完全に売れかけているニューヨークを温かく見守りつつ、シビアな目線も持ち合わせていたいというポリシーがあるのか、辛辣なことを言うこともある。
お月ちゃん/酒袋(霜降り明星)
霜降り明星のファンはお月ちゃん(おつきちゃん)もしくは酒袋(さけぶくろ)。
ABCラジオ『霜降り明星のだましうち』リスナーの呼称はお月ちゃんで、YouTubeチャンネル『しもふりチューブ』視聴者は酒袋のようだ。
とにかく売れっ子で話題や番組も多い上にYouTubeの更新率め高いので、若い世代を中心に常に盛り上がっているお月ちゃん/酒袋たち。しかしお笑い愛も強いが故に、かわいらしい愛称とは裏腹に、意外にも過激派が多い。
きーち(ミキ)
ミキのファン(KBSラジオ『兄弟でんぱ』リスナー)は『きーち』だそうだ。
由来は、ミキ→ミキプルーン→中井貴一→きーちということらしい。(キ○ガイのきーちなのかな?と思ってしまった方もいるだろう。)
一時期に比べると、人気も少し落ち着いてきたのだろうか。ツイッターで検索したもののあまりきーちの生息が掴めなかった。以前きーちだった者は、いつの間にかジッターになってしまったという噂もある。
うんこちゃん(天竺鼠)
天竺鼠のファンはうんこちゃん。
川原さんも瀬下さんもSNSで使っているので、公式の呼び名と言えるだろう。
うんこちゃんたちは自分がうんこちゃんであることにとてつもなく誇りを持っている。変わった人や、変わった人と思われたい人も多く、お笑い過激派も多い。
キャンディホイップ(金属バット)
金属バットのファンはキャンディホイップというそうだ。
YouTubeラジオ『金属バットのラジオバンダリー』内でかわいい名前にしようと決めた模様。
キャンディホイップたちも当たり前のように過激派が多い。
南ちゃん/原田(吉田たち)
双子漫才師の吉田たちのファンは女子は南ちゃん(みなみちゃん)、男子は原田だ。
由来はもちろん漫画(アニメ)『タッチ』より。
出囃子はタッチではなくなってしまったが、かなり昔から言っていることもあってか、南ちゃん呼びはすっかり定着している。南ちゃんはM-1の結果に怒り、いつもこうへいさんを心配している。
客/母ちゃん(マヂカルラブリー)
マヂカルラブリーを応援しているファンの呼称は『客』。
野田さん本人もTwitterで発言している。
マヂカルラブリーを応援していただけるお客様の呼称は「客」です
— マヂカルラブリー 野田クリスタル (@nodacry) November 25, 2019
これからも客の方々よろしくお願いします。
しかし最近ニッポン放送『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』内で呼び名を『母ちゃん』にしようという発言が。
30半ばで自分たちのことをマヂカルラブリーと名乗る男性2人を追いかけ、さらには彼らの「母ちゃん」と自称するファンの方々は、そろそろ自分たちの異常性に気づいている頃だろう。
バター(かまいたち)
かまいたちのファンの呼称はバターになりつつある。以前はいたちっこだったようだが、あまり浸透もせず、2020年あたりからバターが定着しつつあるようだ。
バターの由来は、アイドルグループのJO1と共演した際、JO1のファンの名前が『ジャム』だったので、それに対して『バター』としたそう。
ちなみに、濱家さんのファンのことは『ハウサー』と呼ぶそう。島根のおまんじゅうこと山内さんのファンネームを調べたが…我々は見つけることができなかった。今後に期待したい。
コメント