09.01.パナソニック美術館〜和巧絶佳展〜

日記

パナソニック美術館の和巧絶佳展にぐるっとパスを利用して行って参りました。

アクセス

パナソニック美術館は都営大江戸線の汐留駅からすぐ。

カレッタ汐留の隣?向かい?のビルにありました。

ビルの4階にあったので、エスカレーターでグングンと上がって行きました。

チケット

チケット売り場は4階です。少しわかりづらい所にあったけど、警備員さんの案内があったのでスムーズに行くことができました。

入館料は一般大人1,000円です。

勿論私はぐるっとぱすで。ぐるっとパスなら無料ですよ!!

最初に言っておきますが!ぐるっとパス持ってたら絶対行くべしです!いや、持ってなくても絶対に行くべしです!いや、行くならぐるっとパス買ってみても良いと思います!とにかくめちゃ面白かった!

和巧絶佳展

9月22日までは和巧絶佳展という展覧会をやっています。

展覧会のタイトルとか看板の写真的に私の好きな感じではないかな…と思ってたのですが…予想外でした。すごく面白かったです。

この展覧会の面白いところは1970年以降に生まれた12人の作家の方々の作品が見られるところです。

どれも面白くてかなり楽しめました。本当に面白かったです。本当に!

印象に残った作品

この展覧会は写真OKです。後からジックリ振り返ることができる点は嬉しいですね。

第1章『和』

第1章は『和』がテーマ。

3人の作家さんの作品が展示してありました。

館鼻則孝(たてはなのりたか)

1985年生まれ(若い!)のファッションデザイナーの館鼻則孝さん。恥ずかしながら全く知らなかったのですが、有名な方のようで。

靴が展示されていたのですが、どれも和を感じさせつつも海外チックでもあり、外国でウケそうだなぁという印象。レディー・ガガに愛用されているという理由がわかりますネ。

Floating World(だいぶ身長が盛れるね)

Baby Heel-less Shoes(歩けるのかしら?)

桑田卓郎(くわたたくろう)

1981年生まれ。お若いですね。陶芸ですが、ポップで鮮やかで見ていて楽しいですね。

茶垸(きゃりーぱみゅぱみゅみたいだ)

こちらの作品もポップで素敵ですね。

深堀隆介(ふかほりりゅうすけ)

1973年生まれ。金魚の作品がびっくりするほど綺麗でした!それにしても金魚を描くようになったきっかけが物凄く素敵ですね。

桜升命名淡紅(ホンモノみたい!)

四つの桶(どれも綺麗!美!)

作品名がわからないのですがこちらも細かくて凄かったです。

第2章『巧』

第2章は『巧』。ここは細かくて見入ってしまう作品が多くありました。

池田晃将(いけだてるまさ)

1987年生まれ。

どれもあまりにも綺麗で驚きました。写真では伝わりづらいのですが実際に見ると光の当たり加減でも見えるものが変わるし楽しいんです。

Error403という作品。デジタル数字がビッシリ。写真では伝わらないので是非みにいってほしい。

見附正康(みつけまさやす)

1975年生まれ。今回の展覧会の看板にもなってましたね。

今回の展覧会の中では一番伝統的かな?と感じで遠目で見るとフーンという感じだったのですが、近くとあまりの細かさに驚かされます。

山本茜(やまもとあかね)

1977年金沢市生まれ。独学で截金を始めるというのは…凄いですね。金沢市出身ということも関係あるんでしょうか。この方の作品はどれも目を見張る美しさ。うっとりしてしまいました。

どれも本当に息を飲む美しさがあるので是非実際みにいってほしい作品。本当に。

髙橋賢悟(たかはしけんご)

1982年生まれ。真空加圧鋳造というのが何かサッパリわからないんですが…この人の作品本当に細かすぎて震えちゃいます。

綺麗なだけじゃなくて少し怖くてゾッとしちゃいました…とても魅力的。はぁ。

この人の作品はきっと忘れないなぁという感じ。かなり印象に残りました。

第3章『絶佳』

最後は『絶佳』です。

新里明士(にいさとあきお)

1977年生まれ。磁器の透光性を生かした蛍手という技法らしく…初めて聞きました。

もはやレースかよ!って感じ。

坂井直樹(さかいなおき)

1973年生まれ。やはり金沢は工芸のメッカなんですね。なるほど、四季がハッキリしてるのかと納得。それにしても「錆び」って私からするとマイナスなんですがそれを魅力だと思うのが凄いですね。

『湯のこもるカタチ』ってタイトルの付け方もすごいですね。私みたいな凡人にゃ思いつきません。(当たり前)

安達大悟(あだちだいご)

1985年生まれ。若い。論理的思考での制作っていうのが…意外というか考えたこともなかったですね。展示は1作品だけでしたが、圧倒されました。

伝統と新時代のミックス感を感じました(偉そうに言ってみたけどまじこの感想的外れかも)

橋本千毅(はしもとちたか)

1972年生まれ。作品を見て勝手に女性だと思い込んでたのですが、男性の模様。スッッゴイ細かくて綺麗でした(これどの人の作品にも言ってて浅い感想すぎるけど)

正直、全部国宝かよ!って思いました。数百年前の作品なんですよと言われても信じるし、でも未来的な感じもするし、外国人の作品と言われても納得するけど、日本っぽくもあって…なんだか不思議でした。

写真で見返してもやっぱりすごいな。すごいなすごいな。

佐合道子(さごうみちこ)

1984年生まれ。「いきものらしさ」がテーマだそうです。この説明何回も読んだのですが…芸術知識andセンスand理解力のない私にはサッパリで…汗

私としてはこの方の作品は全体的に怖い!と感じてしまいました。

見れば見るほど怖くて1度その場を離れてもう1度見にきましたがやっぱりなんか怖くて離れてしまいました…ギョギョギョ!

全体的な感想

とにかく楽しかったです。ワクワクしました。

こんなに素晴らしい芸術家の方々が現在も活躍されてるんですね。本当にこれまで1ミクロンも知らなかった自分を恥じます。

そしてパンフレットとか見て「フーン、興味なさそ!」と思った自分を恥じます。

本当にオススメです。

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